βグルカンにはどんな役割があるのか
まず、グルカンとはグルコースという糖の1番小さな単糖だけが連なった多糖体を示します。
その中にあるβグルカンは植物や菌類、細菌などの自然界に多く分布し、アガリスクなどに含まれるグルカンはβ1.3グルカンと呼ばれています。
これは、高い機能性を持つことから1990年頃より注目を集めてきました。
ちなみに、β1.4グルカンはすべてのセルロースと言う名前を持つのに対し、β1.3は由来によって様々な名前が与えられています。
しかし、グルカンといったときには通常β1.3グルカンのことを指しますが、機能性を持たないセルロースも科学的な分析ではグルコースの一種となっているので健康食品を含む食品の栄養表示にあるグルコースを全て1.3だと思わないように注意が必要です。
なお、現在βグルカンの中で、最も注目されているのはβ1.3-1.6グルカンとなってます。
また、日本では民族文化によってキノコ系の生物から生産したものが多く、アガリスクを始め現在も人気があります。
アメリカではパン酵母由来の物が主流です。
その他だと、大麦由来のものや黒酵母発酵液など多種なβグルカン製品が存在しています。
グルカンを求めている場合、スーパーなどの売り場に意外と売られている製品が多いことがあります。
しかし、大きな会社のものや医師の推奨のあるものは、低品質高価格の商品のこともあるため、しっかりとした商品を購入する際は、慎重に選ぶ必要があります。